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子どもの表情を見ていると、どこか自信がない。
同じ年頃の子どもたちの輪の中に入っても、表情が硬く、元気がないように見える。
こんなとき、どうしたらいいのか悩んでしまう方もいらっしゃると思います。
「うちの子、大丈夫かな?」と、心配になることもあるかもしれません。

でも、大丈夫。
子どもは、毎日少しずつ成長します。
すぐに結果は出なくても、時間をかけて自信をつけていってあげると、いつの間にか表情に変化が出てきます。
今回は、わが家の子育てを参考に『子供に自信をつけさせるには?』という内容で書いていきたいと思います。

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自信が持てない原因は何だろう?

子どもの様子を見て、まず感じたこと。
それは、「自信を持てない原因は何だろう。」ということ。
何か直接的な原因があった訳ではないけれど漠然と『自分を受け入れてもらえない』と感じているのか、何かがきっかけとなり心が傷ついているのか…思い当たることはないか振り返ってみました。

私自身、自信が持てない子どもだったので、その気持ちはとてもわかります。
「自信を持ちなさい」と言われて、簡単に自信がつくものでないこともわかっています。
私の場合は、親が先回りしていろいろなことをやってくれていたことや、何かやりたいことがあったとき、そのことを親に話してもすぐに反対されていたことが大きな要因でした。
「どうせ『やりたい』って言っても、反対されるから。」と、親の言う通りに動き、いつしか自分のやりたいこともわからなくなっていったんですね。
今振り返っても、無気力な子どもだったと思います。

幼少期からそんな感じでしたが、転機はやってきました。
親元を離れ、1人暮らしをしたことです。
それまでずっと親任せだったことを自分でしなければならなくなったことで大きく変わりました。
やりたいことを反対されることなく自由にできるようになったことで、心も解放されたような気がします。

私の場合は、こんな風に親から自立したことで、自分に自信がついていった訳ですが、子どもも同じとは限りません。
自分と同じような思いはさせたくないので、「やりたい!」ということは頭ごなしに反対せず、話を聞くようにしてきました。
私の場合とはちょっと違う…というのが、子どもを見ていての感想でした。



子どもの得意なものを見つける

その後「もしかしたら…。」と思い、はじめたのは子どもの得意分野を見つけ、それを伸ばすこと。
子どもにはそれぞれ個性があり、好きなことや興味のあることは子どもによって違います。
うちの子どもの場合は、工作に興味があったので、その分野を伸ばすことにしました。
…とは言っても、工作教室に通ったわけではありません。
私たちがしたことは、図書館や本屋さんで子どもにも作れる工作の本をたくさん探してあげたことと、材料や道具を用意したこと。

今は、ペットボトルや牛乳パック、紙コップなどの使い終わったものを使って出来る工作の本がいろいろ出ています。
リサイクルに出す予定だったものをきれいに洗って乾かし、このような入れ物にたくさん入れておいてあげると、子どもは創作意欲があがるようで大喜び。

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簡単なものからはじめれば、就学前の子どもでも作れるものはたくさんあります。
はさみの扱いに十分注意し、子ども1人では難しそうなところは手伝い、わからないところは見本を見せ、できるだけ自分で作らせることを心がけました。

このように工作を続けるうち、まず、はさみをはじめ道具の使い方が上手になりました。
根気のいる作業もありましたが、途中で投げ出すことなく最後までやり遂げる力もつきました。
好きなことは何時間やっていても飽きないものです。
次第に本を見て作るだけでなく、応用して作る力もついてきました。

工作をはじめるたびに道具を1つずつ用意するのは面倒なので、子ども用に工作用の道具入れも用意しました。
折り紙・セロテープ・カラーテープ・のり・はさみなどは、道具入れに全部ひとまとめにしておいてあげると子どもにとっては準備がラクになります。
道具入れと材料の入った入れ物があれば、いつでも好きなときにはじめられる工作の時間は、このようにして子どもにとって大切な時間となりました。

多くの時間を工作に費やしたことで、子どもにとって得意なことがができたんですね。
これをきっかけに、子どもの表情に変化が出てくるようになりました。
どんなことでもいいので、まずは子どもの好きな分野を見つけ、それを伸ばしてあげること。
そのためには、子どもがどんなことに興味があるのか見極める必要があります。
子ども自身何に興味があるのかわからないようなときには、いろいろ体験させる中でそれを探していくのもいいでしょう。
好きなことならがんばれます。
得意なものをまずは1つ見つけることで、変化は出てくると感じました。



活躍する場面が自然に出てくる

サッカーやピアノ、スイミングといった習い事に通っているお子さんの場合、学校生活のどこかで活躍する場面は出てきます。
多くの時間練習してきたことや取り組んできたことが日の目を見る瞬間です。
「みんなの前で先生に褒められた。」
「友だちから『上手いね。』って言われた。」
…など、こういった経験は、子どもにより自信を与えてくれます。

わが家の子どもの場合は工作でしたが、それでも小学校に入ると活躍する場面は出てきたようです。
図工の時間になると作った作品をみんなが見に来たり、作り方がわからないお友だちに頼りにされることもあったそうです。
また先生から褒められたことも。
得意なことが出来ただけでも違いますが、このような経験を重ねることで、ますます子どもに自信はついていくんですね。

習字を習っているお子さんなら、「字がきれい。」と言われることもあるでしょう。
クラスの代表として、字を書く場面も出てくるでしょう。
このように一生懸命に取り組んできたことは思わぬ時に日の目をみることになります。



好きなことを伸ばしてあげることの大切さ

工作を通し自信をつけていったわが家の子ども。
その後も、工作以外に好きなことを見つけては、それに夢中になっていきました。
好きなこととなれば、わからないことも自分で本を探して調べます。
こうして得意なことを増やしていきました。
今では以前の面影はなく、積極的になり自分から輪の中に入っていくようになりました。

『子供に自信をつけさせたい』…そう思ったら、まずは何かお子さんの得意分野を作ってみることをおすすめします。
それをきっかけに、変化が出てくるのではないでしょうか。



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